講座グループとは、講座を複数にまとめてグルーピングするマスタです。これまで、受講権限の管理はすべて「講座単位」で行うという説明をしてきましたが、講座をまとめた「講座グループ」単位で受講権限を管理することができます。また、受講サイトの受講単位を「講座グループ」単位にすることも可能です。それぞれの意義について以下で説明します。
8-01-1.受講権限を講座グループで管理する
講座グループを設定することで、受講権限を講座グループ単位で受講者に付与することができます。
これには以下のようなメリットがあります。
・複数講座に一括して受講権限が付与できるため、受講権限付与の作業が省力化できる。
・受講権限を付与する講座が増減する場合において、増減した講座の受講権限を受講者に付与する作業がかなり煩雑になる。講座グループ単位で受講権限を付与することにより、講座グループに紐づく講座を追加・削除するだけで、受講権限が自動的に変更される。
・講座グループ単位で申込機能を利用することで、複数の講座を一括してセット販売することが可能になり、販売目的の場合にもメリットがある。
8-01-2.受講単位を「講座グループ」とする
これまで、受講者サイト上では、受講する講座を一覧から選択し、講座の個別画面に遷移するという「講座単位」で受講が前提でした。この受講単位を「講座グループ」単位にすることが可能です。
受講単位を「講座グループ」とすると、受講者サイトからまず受講する「講座グループ」をMenuから選択し、講座グループに所属する講座の一覧画面に遷移し、そこから講座の個別画面に遷移することになります。
これには以下のようなメリットがあります。
・講座を複数束ねた単位で、進捗状況を把握することができる。
・講座数が非常に膨大になる場合、講座グループ単位で整理したほうが、受講者サイトの利便性が高まり学習効果が高まることが期待できる。