GMOペイメント社「リンクタイプ」閉塞に伴う「リンクタイプ Plus」への移行手続きのご案内

1. はじめに

GMOペイメント社（以後、GMO社と記載）「リンクタイプ」が2025年3月末をもってサービスが終了することに伴い、同じリンク型接続方式の後継サービス「リンクタイプ Plus」への移行が必要となります。

GMO社 公式アナウンス：https://static.mul-pay.jp/doc/linktype/migration/index.html

1.1. 移行対象ご契約者様

下記に該当するご契約者様は「2. 「リンクタイプPlus」移行手順」記載の設定をお願いします。

1. 既に弊社e-learning ASPをご利用でGMO社と連携（管理者画面 > ASP基本情報設定 > 決済関連 > 決済代行会社選択 で「GMOペイメント」を選択）を行っている
2. 新しく弊社e-learning ASPのご利用を開始しGMO社との連携設定を行っている

2. 「リンクタイプ Plus」移行手順

下記手順に沿って、移行を行ってください。

2.1. GMOのショップ管理画面での設定作業

既に「リンクタイプ」をご利用のお客様はご契約内容によらず「リンクタイプ Plus」へ移行することが可能です。

Step 1) 設定IDの登録

下記、リンク先の手順に沿って「設定ID」の登録を行ってください。また、以降の作業で「設定ID」を利用するため、メモ帳などにコピーしておくとスムーズに作業を進めることができます。

GMO社 公式設定手順：https://mp-faq.gmo-pg.com/s/article/D00776

Step 2) 接続先URLの取得

1. GMOショップ管理画面にログインします（注意：サイト管理画面ではありません）
2. 左メニューの「ショップ管理」をクリックします
3. 右メイン画面の「API情報」タブをクリックします
4. リンクタイプ Plus > 決済選択呼出し の「接続先URL」のショップIDまでをメモ帳などにコピーします

Step 3) テンプレートの設定（任意）

「リンクタイプ Plus」への移行により、弊社独自に作成したテンプレートが使用できなくなります。決済画面の変更が発生するため受講者様の操作性に影響が出ることが想定されます。

下記２種類のテンプレートから、契約会社様ごとにGMO社推奨のデザインをカスタマイズすることが可能です。デフォルトでは「かんたんテンプレートのdesignA、カラーパターン：blue_01」が設定されています。

• かんたんテンプレート：4パターン × 8色の組み合わせから選ぶことができます
• オリジナルデザイン：画面デザインを会社のイメージに沿ってカスタマイズできます

Step 4) 決済設定・カード編集設定（任意）

リンクタイプ Plus > 設定 > 決済設定 or カード編集設定 は下記項目を除いて自由に値を設定することができます。

決済設定

カード編集設定

2.2. e-learning ASP 管理画面での設定作業

前節「2.1. GMOのショップ管理画面での設定作業」にて、ショップ管理画面で登録した設定IDを弊社e-learning ASPに設定していただきます。

Step 1) 動作確認前の設定

作業手順は下記の通りです。また、下記の手順が完了した段階では受講者様の申込はリンクタイプ Plusへ切り替わりません。

1. e-learning ASP 管理画面にログインします
2. 基本設定 > ASP基本情報設定 > 決済関連 > GMOリンクタイプPlus設定 へ移動します
3. 「接続先URL」入力欄に、前節でコピーした「接続先URL」をショップIDまで入力します
4. 「設定ID」入力欄に、ショップ画面で登録した「設定ID」を入力します
5. ASP基本情報設定画面下「編集」ボタンをクリックします（入力された値が正しいものであれば正常に設定されます）

【注意：リンクタイプPlusを有効化】有効化前に動作確認を実施していただくことを推奨しています。有効化にチェックを入れるとリンクタイプへ戻すことができなくなります。

Step 2) 動作確認

「接続先URL」と「設定ID」の登録が完了したら、GMO管理画面と弊社e-learning ASPの連携が正しく行われているか「動作確認」を行っていただきます。

リンクタイプ Plusの設定が正しく行われていない場合、正しい決済画面が表示されず、下記リンク記載のエラーメッセージが表示されます。

リンクタイプ Plus エラーメッセージ一覧：https://mp-faq.gmo-pg.com/s/article/D00907

動作確認方法

有効化のチェックを入れていないため、そのままの状態ででリンクタイプ Plusを利用することはできません。

動作確認では、商品URLの末尾に &plus=1 を追加することでリンクタイプ Plusを使用した決済フローを試すことができます。

例）https://www.c-streaming.net/v5/e-learning/user/application.php?p=productid123&kaisha_id=kaishaid456&plus=1

動作確認項目

下記の項目を確認後、「Step 3）リンクタイプ Plusの有効化」を実施してください。また、確認項目は契約会社様のご利用状況によって変わるため、該当する確認項目のみご確認ください。

実際に決済を行わず動作確認を実施できます。しかし、GMOショップ管理画面等で決済設定をカスタマイズされた場合、実際に決済をお試しいただくことが望ましいです。

※単品、一括いずれかの販売方法でご確認ください。

Step 3) リンクタイプ Plusの有効化

この作業を行うと、受講者様の申込がリンクタイプ Plusに切り替わります。申込があまり行われていない時間帯に有効化することを推奨します。

動作確認で設定が正しく行われていることを確認した後、ASP基本情報設定から「リンクタイプPlusを有効化」にチェックを入れます。

3. お問い合わせに関して

リンクタイプ Plus移行に際して、GMO社との契約に関する内容については回答することができません。

一方、上記の設定が正しく行われているが、動作確認にて不自然な挙動（決済画面に遷移できない。入力項目が表示されない。等）を確認した場合につきましては、弊社システムサポートへお問い合わせください。

お問い合わせの際は、動作確認に使用した商品IDと決済方法をお伝えいただけると調査をスムーズに行うことができます。

4. EMV 3-Dセキュア（3Dセキュア2.0）について

リンクタイプ Plusへ移行することで、EMV 3-Dセキュア（3Dセキュア2.0）に対応することができます。

しかし、GMO社にて3Dセキュア2.0はオプション契約ですので、3Dセキュア2.0を有効化する際はGMO社へお問い合わせください。